音大受験や宝塚音楽学校受験に向けて、音楽教室やミュージカル事務所で声楽レッスンを受ける方も多いと思います。こちらでは、声楽レッスンの基礎知識を簡単にご紹介します。

人間の声による音楽の事を総称して「声楽」と言います。西洋音楽における声楽は、独唱や重唱、合唱、オペラ、カンタータなど人の声による音楽を指しており、しばしば楽器伴奏が加わります。

日本音楽における声楽は、メロディーやリズムなど音楽的要素が重視される楽曲を「歌いもの」とし、音楽的要素のある詩歌や文章に物語性を持たせた楽曲を、「語りもの」と言います。伝統的な日本音楽における「語りもの」は、語られる内容表現に重点が置かれる音楽です。

ボーカルレッスンは、普段歌っている声をそのままに、上手く歌えるようトレーニングをするのに対し、声楽レッスンは喉に負担をかけずに、無理のない腹式呼吸、横隔膜の働きにより低音、高音どの音域でも響きのある声を出せるようにトレーニングをします。また、声楽レッスンは幼児期から始めるのに最適ですが、ボーカルレッスンは小さい頃に始めてしまうと、喉を痛めてしまう恐れがあるのであまりおすすめできません。

声楽レッスンを受ける事で、腹式呼吸が身につきカラオケがより上手くなる、大きな声を出す事でストレス発散になるなどのメリットが得られます。しかし、一番大きなメリットは「一度身につければ一生ものの趣味になる」事ではないでしょうか。声帯の筋肉は老化が遅いため、声楽は大人になってから始めても十分キレイな声を出せるようになります。また、今まで声帯を使っていなかった分、年齢を重ねても美声を保てるのです。

東京のミュージカル芸能事務所で声楽レッスンを受けるなら、東京都世田谷区に所在する当事務所をご利用ください。当事務所では、オペレッタやミュージカルの舞台を目指す方から、宝塚音楽学校受験を目指している方、自分の声に自信をつけたい一般の方など、多くの方が日々レッスンに励んでいます。舞台や歌、声楽レッスンに興味がありましたら、是非一度当事務所の体験レッスンへ足を運んでみてはいかがでしょうか？